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ハフハフ……んぐんぐ…もにゅ…?あ、さっきのラーメンの残り汁にご飯入れて食べてました。
いやー美味しいんですよねこれ。ちょっと物足りないなって時やってみてくださいな。
え?早く起動しようって?あーそうでしたそうでした。Athenaさんを起こしてあげましょうか。
では、いよいよAthenaを起動します。
(1)CygWinを起動する。
(2)[cd
athena]と入力しエンター。これはコンパイルをした時と同じですね。cd と athenaの間の半角スペースを忘れずに。
(3)「./athena-start
start]と入力しエンター。ちょっと見づらいですが、
[ドットスラッシュathenaハイフンstart半角スペースstart]
です。最初のドットスラッシュとstart
と startの間の半角スペースを忘れずに。ここまでやるとこうなります↓
(4)何やらまた怪しげな文字が流れます。きっともうパソコンを叩いたり泣いたりはしないと思いますが一応。
Athena
Starting...
(c)2003
Athena Project.
URL:http://〜〜〜.de/
Debug
informations will Appear,
...中略...
recv
map on ***.*.*.*:5121 (*** maps)
と表示され止まります。最後の行の左側の***.*.*.*にはIPが、右側の***にはマップの数が入ります。
これで一応エミュレートサーバーの本体は稼動している状態です。ただし、
$ ./athena-start startのようなエラーが出る場合は、ちょっとAthenaさんに細工をします。
[ C:\cygwin\home\****(ユーザーの名前かコンピュータの名前)\athena
]
の中にある[athena_start]というファイルを秀丸エディタや機能の多いエディタで開きます。
そして、[文字/改行コード指定保存]のようなメニューを選択し、文字コードはそのままで(大半はShift_Jis)
改行コードを[LF]にして上書き保存。これで上記エラーは解消されます。
(5)上記でちゃんとエミュレートサーバーが稼動したら、次にアカウント登録をします。
エミュレートサーバーを公開したりする場合はCGIを用いたスクリプトを使用し登録できますが、今回は
個人範囲でのプレイなので、直接CygWinからアカウントを作成します。
[./bin/tool/ladmin]と入力しエンター。これも見づらいので一応。
[ドットスラッシュbinスラッシュtoolスラッシュladmin]
です。ドットスラッシュを忘れないようにするのと、最後は[ladmin](エルアドミン)です。気をつけてください。
(6)すると、今度はちょこっとだけ可愛らしく文字が流れます。
Athena
login-server administration tool Ver.1.**
Logged
on.
Fetching
the login-server version...
Login-Server
[***.*.*.*:6900]
Athena
version dev-*.* revision 1-mod64.
ladmin>
と表示されればOK。試しにここでエンターを押してみましょう。ヘルプメニューが表示されましたね。
(7)
例) $ add test001 F test001pass
このようにして入力し、エンターを押します。上記だと、
[
ID:test001 女性 PASS:test001pass ] というアカウントが作成されます。
中間の[F]が性別を指します。[M]だと男性、[F]だと女性になります。
正しくアカウントが作成された場合は、
account [test001] is successfully created.
のように表示されます。[
]で囲まれた部分がIDです。
(8)[quit]と入力しエンター。これで管理メニューから脱出します。一言[Bye.]と挨拶されれば完了。
これでやっと環境が整いました。さぁ、自分で建てたマイサーバーにログインして楽しみましょう。ちなみに終了する時は
[./athena-start stop]
と入力しエンター。起動する時の二つ目のstartをstopにするだけです。
& memmgr: no memory leaks found.
と出て止まれば終了です。
これで「物足りないっ」という人はいろいろと仕様をいじくってみましょう。
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